医療痩身の後にリバウンドすることもある
医療痩身では、医師の監修の下で体型を改善するために最適なプログラムを作り上げ、注射や手術という方式を用いてダイエットを目指すことになります。
具体的な例としては脂肪吸引が最も有名であり一般的ですが、既に体にこびり付いてしまっている脂肪を医療の力で除去し、即効性を持って部分痩せを実現させることが可能です。
目に見えた効果を実感できる医療痩身ですが、あくまでも現在の体型を変化させることに効果を持った治療であり、その効果が永続することはありません。
例えばお腹の脂肪吸引を実行したとして、術後は理想的な体型になれたとしても、数ヶ月後や数年後という単位で見ればリバウンドを起こし、元の体型に戻ってしまうことがあります。
ただし、断食などのリバウンドの危険が極めて高いダイエット法とは一線を画した治療法であることも事実で、自己管理を怠らなければそう簡単にリバウンドは起こりません。
痩身後のリバウンドを防ぐためには
術後に痩せた体型を見て自分に甘えるのではなく、自己管理を徹底することこそが医療痩身後のリバウンドを防ぐためには何よりも必要なことになります。
極端な食事制限を課す必要こそありませんが、肉類中心の食生活から野菜中心の食生活へシフトするなど、健康的な食生活を送ることが体型維持には必要不可欠です。
食事の内容を見直すことに加えて、適度に運動を行う機会を取り仕入れるなど、体を動かしてカロリーを多く消費できる生活を送ることもリバウンド阻止のために心掛けるべきでしょう。
医療痩身はあくまでも現在までの不摂生をリセットさせるための手段として考えるべきであり、間違っても将来に渡って術後の姿を維持できると過信すべきものではありません。
また、術後から一定期間が経過した後にでも再手術を受けられる保証を用意しているクリニックもあるため、契約条件に深く注意して病院選びをすることも重要です。